Googleスプレッドシートで作成した表やデータを印刷しようとしたとき、不要なデータまで印刷されて用紙が無駄になってしまったり、用紙の端からはみ出して何枚にも分割されてしまったりして、困った経験はありませんか?
エクセルと違って「印刷範囲の設定」というボタンがメニューに見当たらないため、スプレッドシートでは範囲指定ができないと思っている方もいるかもしれませんね。
でも実は、印刷設定画面で1点だけ設定を変更すれば、初心者の方でも簡単にスプレッドシートの印刷範囲を設定して、きれいに印刷することができるのですよ。
- 印刷したい特定のセル範囲だけを指定して出力する基本操作
- 横長や縦長の表を用紙1ページにきれいに収める拡大縮小設定
- 改ページの位置をマウスのドラッグ操作で自由に変更する手順
- 印刷時にセルの枠線が消えてしまうトラブルの解決策
スプレッドシートで印刷範囲を設定する基本手順
スプレッドシートで必要な部分だけを印刷するには、印刷を実行する前に特定のセルを選択し、印刷画面で対象を切り替えるのが正しい手順です。設定手順を一緒に見ていきましょう。
1. 印刷したいセル範囲を選択する
まずは、スプレッドシート上で印刷したいデータ範囲をマウスでドラッグして選択します。例えば、A1セルからG20セルまでの表を印刷したい場合は、その範囲が青く反転するように選択してくださいね。
キーボードの操作に慣れている方なら、表の左上を選択した状態で Ctrl + Shift + 矢印キー を押すと、一瞬で表の端まで範囲を選択できるのでおすすめですよ。
2. 印刷プレビュー画面で「選択中のセル」に設定する
印刷したい範囲を選択したら、ショートカットキーの Ctrl + P (Macの場合は Cmd + P)を押すか、メニューの「ファイル」>「印刷」をクリックして印刷プレビュー画面を開きます。
画面が開いたら、右側にある設定パネルの最上部にある「印刷」項目に注目してください。初期状態では「現在のシート」になっていますが、ここをクリックして「選択中のセル」に変更します。これで、先ほど選択した範囲だけがプレビューに表示されるようになりますよ。
印刷プレビュー画面のメニュー構成や設定箇所は以下の図を参考にしてくださいね。

用紙1ページ(A4)にきれいに収めて印刷する調整方法
印刷範囲を設定できても、表が用紙の右端からはみ出してデータが途切れてしまっては困りますよね。ここでは、表を用紙の幅に合わせてきれいに1ページにフィットさせる設定方法を解説します。
1. スケールを「幅に合わせる」に調整する
横に長い表を印刷するときは、右側設定パネル of 「スケール」を変更するのが一番手軽な解決策です。初期設定の「標準(100%)」から「幅に合わせる」に変更してみてください。
こうするだけで、すべての列が用紙の横幅に収まるように自動的に縮小されます。表全体を完全に1ページ内に収めたい場合は、「ページに合わせる」を選択すると縦方向も含めて1枚に収まりますよ。
ポイント:表のレイアウトを崩さずに収めるには「幅に合わせる」、全体を強引にでも1枚に収めたい場合は「ページに合わせる」を使い分けるのがコツです。
2. カスタムの改ページ機能で区切りを調整する
データ量が多くてどうしても複数ページにまたがるとき、中途半端な行でページが分かれてしまうと見栄えが悪いですよね。そんなときは、改ページの位置を自分で指定しましょう。
右側パネルの「改ページ」項目にある「カスタムの改ページを設定」をクリックすると、プレビュー画面に青い破線が表示されます。この線をマウスで上下にドラッグするだけで、好きな位置でページを区切ることができるのですよ。調整が終わったら右上の「編集を完了」を押せば設定が反映されます。
3. 余白設定を「狭い」に変更して印刷領域を広げる
用紙の余白が広いと、データを表示できるスペースが狭くなり、自動縮小された表の文字が小さくなりすぎて読めなくなる原因になります。
これを防ぐには、右側パネルの「余白」をクリックして「狭い」に変更します。印刷可能エリアが広がるため、文字を大きく印刷できるようになりますよ。さらに細かく調整したいときは、「カスタム数値」を選んで余白の線を直接ドラッグして狭めることも可能です。
印刷トラブルでよくある疑問と対策
スプレッドシートの印刷設定で、よく読者から質問をいただくポイントをQ&A形式でまとめました。印刷がうまくいかずに困ったときの参考にしてくださいね。
1. セルの枠線(グリッドライン)が印刷されない場合
プレビュー画面でセルの枠線が消えてしまっているときは、右側パネルの「フォーマット」メニューを開き、「グリッド線を表示」のチェックボックスにチェックが入っているか確認してください。
ここにチェックが入っていないと、表の境界線が印刷されず、白い紙の上に文字だけが並ぶ状態で出力されてしまいます。枠線がないと表として見づらいので、必ずチェックが入っているか確認する癖をつけましょうね。
注意:セルの背景色を白に塗りつぶしている箇所は、「グリッド線を表示」にチェックが入っていても枠線が消えてしまうことがあります。その場合は、スプレッドシート上で「罫線」を明示的に引いておく必要がありますよ。
2. 特定の行や列だけを非表示にして印刷したい場合
「印刷範囲を設定したいけれど、表の真ん中にある不要な列は印刷したくない」という場面もありますよね。その場合は、印刷設定画面に入る前に、スプレッドシート側で印刷したくない行や列を選択して右クリックし、「行を非表示」または「列を非表示」を実行しておきます。
非表示にした状態で Ctrl + P を押せば、その部分はプレビューからも自動で除外されるので、必要なデータだけをスマートに出力できますよ。印刷が終わったら、非表示マークをクリックして元の状態に戻すのを忘れないようにしてくださいね。
まとめ:ツールの設定一つで仕事はもっと楽になる。早く帰ろう!
今回は、Googleスプレッドシートで意図した通りの印刷範囲を設定し、はみ出しを防いで綺麗にA4用紙に収める設定のコツについて解説しました。
「印刷対象を選択中のセルにする」「スケールを幅に合わせる」など、設定をほんの1点見直すだけで、印刷プレビューを見ながら何度もやり直す無駄な時間はなくなります。
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正確な情報は各ツールの公式ヘルプ等も併せてご確認くださいね。最適な設定を覚えて仕事をサクサク終わらせ、今日も早く帰りましょう!